家づくりコラム

神村工務店の家づくりに役立つコラム

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新築やリノベーションを考えている方、土地探しでお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

今の時代に求められる工務店のあり方とは。
(対談:タカラスタンダード株式会社 東京支社長 小森大)

今年も残すところあと僅かとなりました。皆さまにとって、今年一年はどんな年でしたか?

さて、コラム第7回目の今回は、弊社代表の神村忠利と、総合住宅設備の大手メーカー・タカラスタンダード株式会社の執行役員であり、東京支社長を務める、小森大(こもり・まさる)氏との対談をお届けします。

本対談は、神村が今年頭に小森氏とお会いする機会があり、豊かな発想と、新しいことにどんどんチャレンジしていく熱い志に感銘を受け、そんな小森氏ともっといろいろなお話がしたい……と思い、オファーさせていただいたところ、大変お忙しい中にも関わらずご快諾をいただき、実現することができました。

まずは、今年3月に完成した神村の自邸 兼 事務所を見ていただいたところからスタートです。

神村(以下、J) : 見てもらって、どうでしたか? 率直な感想を聞かせてください。

小森氏(以下、K) : 真面目なものづくりと遊び心が詰まった家だと感じました。お客さまにもそれを伝えて、形にすることができる工務店であるということが非常に伝わってきましたよ。

J : ありがとうございます。御社の職人さんには大変お世話になりました。

K : こちらこそありがとうございます。職人といえば、私、自社専属の職人さんの社会的な地位をもっともっと上げていきたいと常々思ってるんですよね。

J : 確かに伝統工芸などの職人さんは一目置かれる存在だけど、建築関係の職人さんは、そうは思われない部分もありますもんね。

K : そうなんですよ、私から見たら同じ「匠」なんですけどね。

J : 私もそう思います。なので、そのためにも、技術以外の面でも職人さんの更なるレベルアップが必要な時代だと感じています。

K : 今、いろいろな情報や知識を容易に、誰でも得られる時代なので、お客さまの持つ情報や知識レベルも上がってるんですよね。なので、要望にただ応えるだけでなく、それ以上のことができる人材が求められています。

J : そうですね、そうすることこそが信頼に繋がるし、お客さまに安心感を感じてもらえますよね。さらに、高い技術だけではなく、今の時代、コミュニケーション能力も同時に求められてると思います。

K : 私ね、「一回が一生」であるといつも思っていて、それを職人さんたちにも伝えていきたいと思ってるんですよ。
日によって別の現場に行くから、もしかしたらそのお客さまともう会うことはないかもしれないけど、でも、だからこそ、その一回を大切にしてもらいたいなって思ってるんですよね。

J : 仰る通りですね。弊社はお客さまとの打ち合わせでも、できるだけ職人さんに同席してもらうようにしています。緊張感を持てるし、仕事に対する姿勢が変わるから。
それと同時に、仕事を得るというか、お客さまからのご依頼を受けるということに対しての重みを感じてもらいたいという想いもあります。
それが分かると、仕事がいつでも簡単に降ってきているわけではないんだということが分かるから、ただ言われたからやるというスタンスではなくなってくるので。

K : なるほど、とても良いと思います。こちらがあれをやれとか、あれはやるなとか、そういう強制的な指導とかでなく、本人が考え方を変えるキッカケ作りをどんどんしていきたいですね。その辺りのレベルアップは、今まさに課題だと思ってます。うちの職人さんだけそうなればいいとかではなく、業界全体が、みんなが上がっていくことができたらなと。

J : やはり小森さん! 立場は違いますが、私も非常に共感いたします!

K : そうですね、同じ方向を向いてるんだなってとても感じます。
こういう話ができる工務店さんと、できない工務店さんとの差がこれからもっと顕著に現れる時代になると思います。

J : お客さまに対する想いも通ずるものを感じます。
私は、お客さまとの関わりは一生のお付き合いだと思ってるので、呼ばれればすぐに行くし、できる限りのアフターフォローを続けていくというスタンスはずっと変わらないですし、非常に大切にしている部分なんです。

K : ええ、それができる工務店さんが残っていく。特に今回のコロナで、よりそういう部分が浮き彫りになったと思います。大手の名前やブランドで決める方もいるけれど、やはり本当の信頼を実感することができるのは、ネームバリューとかではなく、お客さまへの想いの部分だと思います。

J : はい、先代からの時代を含めて80年、地域の信頼をこれからも大切にしていきたいです。

K : 本当に! 素晴らしい強みだと思います。歴史はさまざまな時代を超えて作り上げてきたものだから、容易に得られるものじゃない。その部分を是非活かしてください!

J : はい、大切にしていきます。

K : 私、4年前に長崎の実家に2世帯を新築したんですが、私は地域に根づいた神村さんのような工務店さんに依頼したかったのですが、両親の想いを尊重して、両親が決めた業者さんに施工してもらったんですよ。

そうしたら、しばらくすると外壁にカビというか、コケみたいなものが出てきたんですよね。で、その除去作業を依頼したんですが、2回目までは対応してくれたんですが、それ以降はしてくれなくなりました。
その後、地元の業者さんに依頼して、最近ようやく信頼できる業者さんに出会えたところなんですよ。

J : ああ、水を吸いすぎる素材を使ったんですね。それは地域の環境を知っていれば起こらないことですね。それに、撥水しながら呼吸する壁を作る工法とか、いろいろな方法なども提案できます。

そうそう、なのでうちも今年から、そういう豆知識的な情報とかをいろいろ発信していくことを始めました。

K : そういうの、どんどんやって欲しいです! 地域に根づいた工務店さんだからこその情報や知識、どんどん伝えていってもらいたいです。

今、人との繋がりが薄い時代だけど、繋がりを求めている人が多い時代だからこそ、逃げも隠れもできないですし、お客さまにとって本当に必要な工務店さんこそが求められると思います。

J : はい、そうすることでお客さまからのリピートや紹介が広がっていくと信じています。タカラスタンダードさんからのご紹介のお客さまも、緊張感を持ちつつ、今とても楽しい仕事をさせてもらってます。

ちなみに、お客さまが最終的にタカラスタンダードさんを選ぶ理由って、小森さんから見て、何だと思いますか?

K : やはり「安心」ですかね。
例えば、当社のホーロー。水回りに適した唯一無二の素材です。家を建てた時に綺麗なことは当たり前のことですが、その先の未来も含めてお客さまに安心して使い続けてもらえる部分が、やはり決めていただけるポイントだと思っています。
これは私の自負の部分もあるのですが、先の不安がないから、将来が楽しみになる。お客さまの安心、安全のものづくりをしていきたいと考えています。

J : 見えない部分や、本当にちょっとした部分にも気を配るところ、タカラスタンダードさんの素晴らしいところだと、いつも感心しています。一番感じるのが、お風呂の排水口の蓋がステンレスなところです。たった15cm角の話なんですが、ああいう部分に気を配れるって、やっぱすごいなって!

なので、いつもお客さまと一緒に新居の水回りなどの設備を見に、いくつかメーカーを回るのですが、最後にタカラスタンダードさんのショールームに行くと、ほぼそこで決まります。
いろいろ見て、タカラスタンダードさんに行くと、より一層良いものを使っているなってことが分かるんですよ。

K : ありがとうございます! そうそう大田区のショールームの件なんですが……。

――2人の話はまだまだ続きますが、この辺で。

【神村工務店代表・じん蔵のMEMO】
今回の対談は、一言で言うと「ワクワク感」でした!
小森さんは、口に出したことは全て実行し、形にしてゆく人。これからもいろいろなことを学ばせていただきつつ、お互いの強みを活かして、業界全体を盛り上げていきたいです。

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