家づくりコラム

神村工務店の家づくりに役立つコラム

このページではお客さまの声や工務店だからこそ分かる豆知識、家づくりや暮らしにまつわるお役立ち情報を発信しています。
新築やリノベーションを考えている方、土地探しでお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

木造住宅は地震に弱い?
工務店が教える、木造住宅にすべき3つの理由。

弊社での主なお仕事の一つである、注文住宅。
そんな中で「木造住宅は鉄骨構造や鉄筋コンクリート造などに比べると地震に弱いのですか?」というご質問をよくいただきます。
これからご家族が何十年とお住まいになるマイホームですから、耐震性は気になるところですよね。

実は、神村工務店では木造住宅、中でも「木造軸組工法」という、日本の伝統的な工法をおすすめしています。
今回のコラムでは、木造住宅のメリットやデメリットをできるだけ分かりやすく解説しながら、神村工務店の得意とする「木造軸組工法」をおすすめする理由についてお話したい思います。

木造住宅ってどんなもの?

現在、日本の住宅において主に用いられている構造は、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート構造の3つです。

その中で、木造と一口に言ってもいくつかの工法があります。日本では大きく「木造軸組工法」と「ツーバイフォー工法(木造枠組壁工法)」の2種類に分けられています。

上でもお話した通り、結論から言うと、神村工務店では「木造軸組工法」という工法をおすすめしています。
「木造軸組工法」は簡単に説明すると、日本古来の工法で「在来工法」とも呼ばれていて、基礎の上に柱を立て、そこに梁(はり)を渡し、筋交い(すじかい)という斜めの材を入れて補強することで、家を建てる工法のことです。

※「ツーバイフォー工法(木造枠組壁工法)」は、欧米から来た工法で、2インチ×4インチの角材と合板を組み立てて、空間を作っていく工法です。



木造住宅(特に「木造軸組工法」)をおすすめする理由は以下の3つです。

・ 構造体が軽いから地震に強い
・ デザインの自由度が高く、メンテナンスも簡単
・ 建築費用を安く抑えられる

構造体が軽いから地震に強い

多くのお客さまからご質問いただく、「木造住宅は地震に弱いのか?」という疑問。
木は地震に弱いイメージがありますが、実は軽くて柔軟性のある木材は、コンクリートや鉄骨などと比べて、地震の揺れに対する影響が少ないと言われています。

地震エネルギーは建物の重さに比例します。つまり、重い建物ほど大きく揺れます。逆に、家の重量が軽いほど揺れづらいため、被害が少なく済むという点で木造は有利なのです。

また、コンクリートや鉄骨は、ある一定以上の曲げの力や圧縮の力が加わると突然崩壊してしまいますが、木材は少々の力が加わっても柔軟性があるため、また同じ状態に復元することができます。つまり、地震の揺れの影響である程度の力が加わっても、木材が力を逃してくれるため、結果として地震の影響を受けにくいということですね!

一方、一見火災に強そうな鉄ですが、加熱すると500℃程度で変形し始め、800℃で一気に形が崩れ、強度が著しく低下してしまいます。
しかし、木材は同じ800℃でも約70%の強度を保つことができると言われています。

また、木材をさらに燃えにくい材料(石膏ボード等)で挟むことによって、燃焼しにくく補強します。このような木材の強い特性を生かしながら、耐震性を十分に考慮して設計した木造住宅であれば、地震や火災にも強い住宅を作ることができるのです。

デザインの自由度が高く、
メンテナンスも簡単

木造住宅をおすすめする2つ目の理由として、設計や間取りの自由度が高いということが挙げられます。

せっかくの注文住宅ですから、多くのお客さまが思い通りのデザインやこだわりを詰め込みたいとお考えですよね?
一生で一番高い買い物と言われるマイホームです。神村工務店としても、できるだけお客さまの細かなご要望をくみ取って、居心地が良く、デザイン面でもご満足いただける住宅をご提案したいと考えています。

木造住宅は構造自体がシンプルなため、法律の基準を満たしていれば、ある程度自由に間取りやデザインを決めることができます。
また、その自由度の高さは建築時だけでなく、将来的にも増築やリフォームがしやすいという点においてもおすすめです。家族構成やライフスタイルが変わったことで、後になって大規模な改築が必要な場合でも、木造なら柔軟に対応できますし、日本の住宅で最も多い工法なので、業者を探しやすいというメリットもあります。

ちなみに冒頭で、木造住宅の中でも「木造軸組工法」と「ツーバイフォー工法」の2種類に分けられるとお話しました。
その中でも神村工務店では「木造軸組工法」をおすすめしていますが、それは空間の形やサイズを自由に決められるという点や、大きな開口部を取りやすい、リフォームのしやすさという点で、「木造軸組工法」の方が優れているからです。

特にリフォームについては、「ツーバイフォー工法」は壁で建物を支える構造のため、抜くことができない壁が多く、あとから空間を広げるということが難しいのです。

また、木造住宅のデメリットとして、シロアリによる被害を心配される方も多いと思います。
万が一、シロアリに部材の一部が食われたとしても、「木造軸組工法」であれば一部を取り替えれば済むことがほとんどですが、「ツーバイフォー工法」は同様の理由で、一部を変えようと思ったら壁全部を交換しないといけないなんてこともあるのです。

ちなみにシロアリのような害虫による被害については、神村工務店だと10年保証で防蟻処理を入れ、お客さまに快適な暮らしができるようお手伝いさせていただいておりますが、湿気の多い土地などでは、さらに定期的な点検や対策をおすすめしています。

建築費用を安く抑えられる

3つ目の理由は、基本的に木造住宅が建築費用を一番安く抑えられるということです!
シンプルな理由ですが、マイホームを建てたいと思っている多くのお客さまが気にされていることでしょう。

もちろん建築費用の相場は木材の種類などによって変動する可能性はありますが、一般的に鉄骨造や鉄筋コンクリート造の家に比べると、木造住宅が一番安く建てられるのが特徴です。

「木造住宅  坪単価  相場」などで検索すると、他の工法との比較がいろいろ出てきますので、良かったら調べてみてください。

木造住宅は鉄骨造などと比べるとそもそも材料費が安く、構造体が軽いため、基礎工事の手間があまり掛かりません。部材の加工が容易なので、その分工期も短くできるため安く建てられるのです。

逆に鉄骨造だと材料費が高く、工期も長くなるため、全体的な建築コストが高くなる傾向にあります。もちろんこれは将来的にリフォームや増改築をおこなう際も同様です。
また、鉄骨造はあらかじめ柱に耐火処理を施したり、断熱対策を行ったりする必要があります。さらに、地盤が弱い場合には地盤強化工事が必要だったりと、余分なコストが掛かってしまうこともあるのです。

気をつけないといけない点としては、木造住宅は現場での加工が多くなりますので、担当する職人さんの技量や施工管理の綿密さによって、品質に差が出やすいということです。木造は工期が短いと言っても、極端に短すぎるスケジュールや、あまりにも安い建築費用だったりした場合には注意が必要です。

当たり前のことですが、きちんとお客さまに寄り添うことができる信頼と実績のある施工会社選びが大切ですね!

バランスを考えた、住まいづくりを

ここでご紹介した以外にも、木材には天然の調湿効果があったり、鉄骨やコンクリート造の住宅に比べて断熱性が高く、快適に過ごすことができるという利点などさまざまな良さがあります。

もちろん鉄筋コンクリート造や鉄骨構造の住宅ならではの良さもありますので、最終的にはお客さまがどのような暮らしをイメージしているかによって、ご提案は変わってきます。

耐震性やデザイン性、コストなどさまざまな要素がある中で、どれか一つを重視しても本当に良い家は建てられません。
神村工務店では、お客さまのライフスタイルや敷地条件、デザインへのご要望やご予算に合わせて、きちんと全体のバランスを考えたご提案をいたしますので、細かなご要望でもぜひ遠慮なくご相談くださいませ!

皆さまの住まい選びのお役に立てましたら幸いです。

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